ごあいさつ
動物病院かねがふちは2003年4月に墨田区鐘ヶ淵で開院した病院です。
現在、獣医業界は予防や一般診療を中心としたホームドクター的な病院と、医療設備の整った専門性の高い病院に二極化していく傾向にあります。
当院は、地域に根ざしたホームドクターとしての医療と高度な専門医療の両立を目標としています。十分なインフォームドコンセントを行い、オーナーとの信頼関係をベースにした顔の見える医療を根幹に据えながら、より高いニーズに応えるため専門医による各科専門診療を行えるような医療体制を整えています。
治療方法は一つではありません。動物の状態をしっかり把握した上で、さまざまな方法の中から、個々の動物の状況やオーナーの意向に合わせて、その子とオーナーにとってベストの医療を提供できるようスタッフ全員で取り組んでいく所存です。
動物病院かねがふち院長 北澤由紀子
スタッフ紹介
獣医師
院長 北澤 由紀子
- 日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医(Ⅰ種)
- 麻布大学 腫瘍科 研究生
- 主に腫瘍科、一般診療を担当
副院長 井上浩輔 | 獣医師 酒井誠子 |
・元 麻布大学 整形外科 専科研修医 ・主に整形外科、 一般診療を担当 |
・一般診療 ・自然療法 ・日本獣医ホメオパシー学会 認定医 |
診療のご案内
診療対象動物
犬・猫・小鳥・ウサギ・ハムスター・フェレット・その他
診療内容
【一般診療】
- ・健康診断、一般外来、予防(混合ワクチン、狂犬病ワクチン、フィラリア、ノミダニ等)
一般外科(避妊手術・去勢手術)、歯科処置、各種外科手術、各種検査など - ・ペットドック:
一般身体検査、血液検査、レントゲン、超音波検査、尿検査、糞便検査等のセット。
必要に応じてホルモン測定等の追加検査も行います。
『内臓の異常や腫瘍等は症状が出る頃にはかなり進行していることがほとんどです。中年以降はペットドック等による定期検査をおすすめします』
【専門診療】
○腫瘍科 [担当獣医:北澤]
腫瘍外科、化学療法(抗ガン剤)、大学病院紹介による放射線治療等
『人間と同様にペットの腫瘍も早期発見早期治療が重要です。
体表のしこりに気づいたら早めにチェックしましょう。
また、内臓の腫瘍は症状が現れにくく、発見時には病気が進行している場合が多いため、定期健診をお勧めします。』
○整形外科 [担当獣医:井上]
関節の異常(膝蓋骨脱臼、肘関節形成不全、股関節形成不全、変形性関節症など)、脊椎・椎間板疾患、靭帯損傷、骨折等
月一回 日曜日に完全予約制で整形外科診察を行っています。
実施日についてはトップページの「お知らせ」をご覧下さい。
『現在症状がない場合でも、年齢的に関節炎が心配であったり、先天的・遺伝的な関節疾患をチェックするためにも関節に関する健康診断をお勧めいたします。』
● 専門科目へ診療ご希望の方、他院からの紹介患者さん、
セカンドオピニオンをご希望の患者さんは事前にお電話にてご予約をお願いします。
TEL:03-3617-8880
獣医シフト表
獣 医 師 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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北澤 (腫瘍科) | ○ | - | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
井上 (整形外科) | ○ | ○ | ○ | - | - | - | ○ |
酒井 (自然療法科) | - | - | △ | △ | ○ | △ | ○ |
※ △は午前診療になります。
上記シフトに関しては都合により変更になる場合がございますのでご了承ください。
なお、診察医の指名をご希望の方は来院前にお電話にてご予約いただくとより確実です。
その他
ペット保険(アニコム)対応
その他のペット保険もご利用いただけます。なおその場合、請求手続きは飼い主様にお願いしています。
各種カード使用可
施設紹介
【待合室1】
診察を待つ間もリラックスできるように、明るくゆったりとしたスペースをとってあります。
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【待合室2】
奥側にあるトイレはペットと一緒にお入りいただけます。
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【第一診察室】
診察室は3部屋あります。 |
【第三診察室】
大型犬の診察に対応した広めの診察室です。段差が少なくスムースに乗り降りできる体重計を設置しています。
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【入院室】
この他の入院施設として重症の動物のためのICU、大きい犬のための大型犬舎、伝染病またはその疑いのある動物のための隔離室などがあります。
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【応接室】
入院中の動物とゆっくり面会していただく時にご利用いただけます。また、抗ガン剤を投与している間この部屋で一緒に付き添ってあげることができます。
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【手術室】
吸入麻酔器および各種麻酔モニター。その他、専門性の高い手術に必要な手術器具を用意しています。 |
【超音波手術器】
鼻腔内・口腔内腫瘍、肝葉切除術や脊椎造窓術等の特殊な手術に用いることのできる超音波乳化吸引器。(ソノペット UST-2001)。 |
【内視鏡】
俗に言う胃カメラです。上部・下部消化管粘膜の肉眼的観察や病変組織のサンプリングだけではなく、異物を飲み込んだ際の除去にも用います。 |
【赤外線治療器】
癌に対する新しい治療法の一つである温熱療法に用いる機器です。温熱療法とは癌細胞と正常細胞の生存温度上限の差を利用して、癌細胞のみを死滅させる方法で、副作用がほとんど問題にならないことが大きな利点としてあげられます。 また、同時に特殊な薬剤を局所に注入し活性酸素を発生させて腫瘍細胞を壊死に導く光線力学療法や、抗癌剤の局所注射を併用することにより、抗腫瘍効果を増大させています。 |